
恐怖が最高潮に達し、誰もが絶望する時、株価は静かに底を打ち、劇的なリバウンドが始まる
株価サイクルと投資家心理・行動の変化
(1)株価が暴落している時の投資家心理と行動
投資家心理
- 恐怖とパニック:悪材料を伴う急激な株価下落により、多くの投資家が強い恐怖を感じる。
- 不安と焦り:「もっと下がるのではないか?」「このまま持っていて大丈夫か?」と疑心暗鬼になる。
- 売りが売りを呼ぶ連鎖:瞬く間に含み損が拡大していく恐怖で、売りが売りを呼ぶ連鎖安が起こりやすい。
投資家の行動
- 狼狽売り(パニック売り):恐怖に駆られて、あらゆる銘柄を投げ売りしてしまう。
- 信用取引の強制決済(追証):証拠金不足により、強制的に売却される投資家が増える。
- 様子見(手を出さない):「どこまで下がるかわからない」と考え、静観する投資家も多い。
(2)株価が底打ちしようとしている時の投資家心理と行動
投資家心理
- 極度の悲観:悪いニュースで先行きが不安になり「市場はまだ回復しない」「もっと悪材料が出るかもしれない」と考える投資家が多い。
- 不信感と不安定さ:「本当にここが底なのか?まだ下がるのでは?」と疑う心理が強い。
- 投資意欲の喪失:「投資なんてやるべきじゃなかった」と後悔する人もいる。
投資家の行動
- 市場から撤退:「もう投資はこりごりだ」と考え、現金化して市場から去る人が増える。強制退場も増える。
- 慎重な様子見:「本当に底なのか?」と警戒する投資家が多く、様子見姿勢が多い。
- 先物売り、空売り:「悪材料が山積だから大暴落だ」と先物売りや空売りで下落に備える投資家も増える。
- 底値で拾う賢者もいる:一部のプロ投資家や冷静な投資家は、「叩き売られて割安になった」と判断して買いを入れる。
(3)株価が底打ちして反発し始めた時の投資家心理と行動
投資家心理
- 懐疑と不信感:「悪材料が山積なのに、なぜ上がっているのか?また下がるのでは?」と疑う投資家が多い。
- 安心感よりも不安が優勢:「反発は一時的なものだろう」「また暴落するかも」と慎重になる。
- 市場の動向を見極めたい心理:「上昇が本物かどうか、もう少し様子を見たい」と考える投資家が多い。
投資家の行動
- 静観する投資家が多い:悪材料のニュースが多く「まだ買うのは早い」と考え、様子を見る。
- 一部の投資家が徐々に買い始める:底打ちシグナルなどを根拠に「底打ちしたかも?」と判断する一部の投資家が買いに動く。
- 売り方の踏み上げ:安値で先物売りや空売りした売り方が踏み上げられて買い戻すことが株価反発の一因となる。
- 短期の投機筋が参入:「短期でリバウンドを狙う」投資家の買いも株価反発の一因となる。
(4)株価が勢いよく上昇していく時の投資家心理と行動
投資家心理
- 楽観ムードが広がる:「この上昇は本物かもしれない」「もう暴落は終わった」と安心し始める。
- 乗り遅れる恐怖:「早く買わないと利益を逃す」と焦る心理が強まる。
- 群衆心理の強まり:「みんなが買っているから安心」と考え、買い意欲が増す。
投資家の行動
- 新規の買いが増加:多くの投資家が上昇トレンドに乗ろうと、積極的に買い始める。
- 遅れて参加する投資家が増える:「やっぱり買わなきゃ!」と、今まで様子見していた投資家が参入。
- 短期トレーダーが活発に売買:どこで買っても利益が得られる相場となり、デイトレーダーや短期投資家の動きが活発になる。
(5)株価がだいぶ高くなった時の投資家心理と行動
投資家心理
- 過信と楽観:「この上昇はまだ続く!」「今回は違う!」と考える投資家が増える。
- 新規参入がピークに達する:「今からでも遅くない!」と考え、初心者や遅れてきた投資家が飛びつく。
- 冷静な投資家は警戒:「市場は楽観すぎる」「そろそろ下落に転じる株価の周期だ」と考える賢い投資家もいる。
投資家の行動
- 大衆が買い続ける:市場は熱狂し、「買わないと損」という雰囲気が支配的になる。
- 機関投資家やプロ投資家が静かに利確:大口の投資家は、「ここが天井」と判断し、徐々に利益確定を進める。
- ピークアウトの兆しが出始める:株価の上値が伸びなくなってくるが、好材料が多いため、大衆はまだ楽観的。
【まとめ】株価サイクルと投資家心理・行動の変化
- 暴落時 → 恐怖とパニック:狼狽売り・強制退場・様子見
- 底打ち時 → 極度の悲観:売り枯れ・市場から撤退・一部のプロが買い始める
- 反発時 → 懐疑と不信感:様子見が多い・一部の投資家が徐々に買う
- 上昇時 → 楽観と期待感:大衆が買い始める・短期投資家が活発化
- 高値圏 → 過信と熱狂:初心者も参入・プロ投資家が静かに利確・ピークアウトの兆し
このサイクルを理解し、感情に流されずに冷静に判断し、行動することが重要です。
「恐怖の中で買い、熱狂の中で売る」これが成功する投資家の鉄則です!
最新の会員様限定相場解説動画2025年3月2日号では下記内容の解説をしております。
・2月28日の日本株、米国株は売りの連鎖が止まった
・今週は少なくとも1度は〇〇が起こるか
・過去の相場のパターンを当てはめると今後はどういう値動きが起こりやすいのか
・過去の週足サイクルボトム時の特徴的な値動きを確認し今回の相場に活かす
・短期的な最重要ポイント
・日経平均の日柄と株価の合成チャート
・日経平均の値動きのパターン
毎週日曜日に上記のような形で「高田の視点を毎日更新~全ては相場で勝つために~」にて会員様限定相場解説動画を配信しております。
相場で安定的に勝ち続けるには、コツがあります。
高田資産コンサルの会員サービスは過去に配信済の動画やレポートも閲覧が可能ですので、
高田流の活きた技術を身につけたい方や、最新の情報が知りたい方は、下記をご覧ください。
【高田資産コンサル(株)のコンテンツ】
高田資産コンサルのYouTubeチャンネルはコチラ
https://www.youtube.com/channel/UCzhFASYte7zGWIgVS7PgUaA
高田の視点を毎日更新「全ては相場で勝つために」はコチラ
https://kabuok.com/index.php/takadanome/
「高田流!日本株の勝ち方」はコチラ
https://kabuok.com/index.php/jpkabu/
「高田流!デイトレード講座」はコチラ
https://kabuok.com/index.php/day/
買い場、売り場の見極めに役立つレポート(日柄と株価の合成)はコチラ
https://www.takadacon.jp/archives/11640
「高田流!米国株の勝ち方」はコチラ
https://kabuok.com/index.php/beikabu/
「高田流!ゴールドの勝ち方」はコチラ
https://kabuok.com/index.php/gold/
高田社長が毎日一言つぶやくX(Twitter)はコチラ
https://x.com/takadacon
高田資産コンサル株式会社のことが知りたい方はコチラ
https://www.takadacon.jp/
高田資産コンサルtakaのInstagramはコチラ
https://www.instagram.com/takasannn1214/