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日経平均や株が底打ちする時に起こること。相場で勝つために必要なこと(2)

相場が底打ちする時に起こること。(高田資産コンサルの2018年3月6日配信レポートからの抜粋、一部加筆、修正)

(1)相場においては、多くの投資家は相場が下落し続ければ弱気見通しが増え、
不安になる投資家が増えるが、相場が反発すると弱気見通しは次第に減っていく。
相場が底打ちする時には多くの投資家が不安になり、
底打ちの前後では投資家心理は総悲観となるが、相場はそこで底打ちする。

(2)相場が底打ちする時には、多くの投資家は底打ちだと考えないが(まだ下がると考える)、
そのような時に相場は底打ちしやすい。

(3)多くの投資家が底打ちだと考えない時に相場が底打ちする理由は、
そこで投げ売りが出尽くすからだと考えることができる。
投げ売りが大量に入るということはそれだけ悲観的に見る投資家が多いからであり、
相場が底打ちすると考えている人は投げ売りはしない。
よって、多くの投資家が底打ちだと考えない時に相場は相場は底打ちしやすい。

(4)投げ売りが出尽くすと、安値を追う形での売りが出てこなくなるため、
相場の安値更新が止まり、相場は戻りやすくなる。
相場が戻ることで、それを見た売り方の踏み上げ買いや買い方の買いが連鎖的に起こり、
相場はある程度反発する。

(5)その反発後に直近安値を割らなければ底打ちが確定し、直近安値を割ると再び
上述の(1)から(4)までの流れを考えながら相場を観ることになる。

上記は、2年前の相場分析レポート2018年3月6日号からの抜粋です(一部加筆、修正)
今年前半の相場は、上下動を繰り返す展開を想定しておりますので、
何度か悲観局面があるとみております。
相場が悲観局面になった時には、私自身もしっかりと上記を意識して、
不要な損失を減らしながら、利益のチャンスを探っていく方針です。

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