緊急利下げで、NYダウの急上昇からの急反落は、よく起こることが今回も起こっただけ。この先を見ていくことが重要
今朝の相場は全体的に悲壮感が漂っておりますが、
私の見方は上記の通りであり、
「今回もよく起こることが起こっただけ」だと考えております。
上記は、今朝配信の相場分析レポートからの抜粋です。
「NYダウは、2月28日の24681ドルから3月2日の高値26706ドルまでの上昇が、
政策期待の上昇、27084ドルからの急反落は“期待で買って事実で売る”が起こったと考えられる。
“期待で買って事実で売る”や“ウワサで買って事実で売る”は、相場ではよく起こることであり、
今後は追加緩和を期待して、XXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXXという現象が起こると考えられる。」
「昨日の日経平均は、その前日のNYダウが1000ドル以上の大幅高となっても、
終値ベースで大幅反落となったが、このような展開はよく起こる。
このような理由は、ほとんどがドル円相場が影響している。(その翌日のNYダウの急反落を織り込む日経平均の急反落も加わっている場合もある)
日経平均を敢えて分解すれば、
(1)「日経平均=ドル建て日経平均×ドル円の計算式」と
(2)「日経平均=PER×EPS」がある。
(1)については、NYダウが上昇すればドル建て日経平均も上昇することが多いが、(以下はレポートにて公開)」
期待で買って事実で売る、ウワサで買って事実で売る、というのは
相場格言ですので、このようなことはよく起こることです。
ボラティリティが極めて高いため、
投資家心理は悲観に振れやすい状態で、冷静さを失いやすい傾向がありますが、
予測不可能なことが起こっているわけではありませんので、
まずは基本を大事にして、資金管理を徹底した上で
この相場に臨んでいけば、冷静に相場に対処することが可能です。
生き残った投資家にとっては、その後の利益も大きいものになると考えております。