社長のブログ

百戦錬磨の実践経験と売買テクニックで日々の相場に対峙!

  1. HOME
  2. ブログ
  3. アノマリー
  4. 大暴落の中で、海外勢は2日連続の買い越し。各国政府、中央銀行が政策で応えるのは1929年に始まった大恐慌の時も同じ

大暴落の中で、海外勢は2日連続の買い越し。各国政府、中央銀行が政策で応えるのは1929年に始まった大恐慌の時も同じ

 

本日の日経平均も大暴落となりましたが、
海外勢は上記の通り、2日連続で買い越しとなっております。

また、3月11日から大口投資家が仕掛けを入れていることが建玉動向から確認ができますので、
このことも踏まえて、私は昨日も本日も個別銘柄の買いを実行しております。

リーマンショック後に起こったことは、
多くの投資家の信用取引の買建玉や、
先物の買建玉、CFDの買建玉をほとんど投げ売りさせるまで暴落したことです。

毎年のように起こる規模の暴落であれば、
資金に余裕がある投資家であれば、耐えることも可能ですが、
今回のように10年に一度の大暴落では、
それなりに資金に余裕がある投資家であっても、
最終的に投げ売りに追い込まれるリスクがあります。


ですが、本日のYouTubeで述べました通り、
今回の大暴落は10年に一度起こる規模の大暴落ですので、
10年に一度の異常相場だといえます。

上記の表の通り、25日線からの乖離率が-10%台に達する規模の暴落は毎年のように起こっておりますので、
この程度の規模の暴落は毎年起こると想定した上で、ポジションをとっていく必要がありますが、
今回のように、25日線からのザラ場ベースの乖離率が-13%台に乗せ、さらには本日のように-20%台に達し、
このような異常な乖離率が何営業日も連続で続くような大暴落は、
リーマンショック以来は一度もありませんでしたので、10年に一度程度しか起こりません。

よって、今回の大暴落相場で萎縮しすぎるのもよくないと考えております。
大暴落相場では、日経平均株価等の指数も、個別銘柄も、
投げ売りが殺到することで明らかに割安な水準まで叩き売られることになりますが、
毎年起こるような規模の通常の暴落相場では、ここまで叩き売られることはありませんので、
視点を変えると、株の仕込みのチャンスだととらえることができます。

また、相場が大暴落して、世の中が大騒ぎすると、
各国政府、中央銀行が政策で応えることになりますが、
相場の長い歴史では、このようなことが繰り返し起こってきました。
1929年に始まった大恐慌の時も同様です。

今週の株式市場の大暴落を受けて、各国政府、中央銀行も動き始めておりますので、
今回の大暴落相場が底打ちすれば、その後は時間をかけながら、日経平均VIも低下していき、
適度なリスクをとって利益を狙える平時の相場に次第に戻っていくことになります。

いずれにしても、生き残ることで、
この先の相場でもチャンスを掴むことが可能になります。

また、4月は毎年のように海外勢が日本株を買い越しておりますので、
今年の4月(来月)も海外勢の日本株買いは期待したいと考えております。

関連記事