マザーズは新4年サイクルが開始。バンドウォークの上昇が継続中
上記は、2019年10月13日のYouTube動画で、
この時に、YouTubeでは、初めてマザーズの4年サイクルについて述べました。
マザーズが4年サイクルボトムをつけるタイミングとして、
2019年10月~2020年1月の間に注目をし、
中小型株は4年に一度の買い場がくるとみておりましたが、
結果は、2か月後ずれし、2020年3月がマザーズの4年サイクルボトムになった可能性があります。
また、マザーズがこの4年サイクルボトムを打つ局面では、
マザーズの月足は大陰線か、下ヒゲの長い足になりやすく、
底打ちの翌月は、陰の陽はらみか大陽線になりやすいとみておりました。
下記は3月23日夜間の東証マザーズ分析です。(ゴールド会員コース)
そして、マザーズの4月の月足は大陽線となっておりますので、
上記の典型的な底打ちパターンの(4)が当てはまった形になっております。
このようにマザーズが3月で4年サイクルボトムをつけたのであれば、
2020年3月の安値は、中小型株の4年に一度の買い場になった可能性があり、
2020年3月から、マザーズは新4年サイクルが開始したことになります。
前4年サイクルは、2016年2月~2020年3月で、
上昇期間は2016年2月~2018年1月の23か月間(初月は含めず)、
下落期間は2018年1月~2020年3月の26か月間(初月は含めず)となりましたが、
新4年サイクルも、前半は上昇方向、後半はどこかで下落方向に転じますので、
マザーズは当面は強い可能性があります。
短期的には、ボリンジャーバンドのバンドウォークが崩れない限りは、上昇が継続すると解釈をします。
上図のピンクのラインである+1σ(25)を割らない限りはバンドウォークの上昇継続を想定し、
+1σ(25)を割り込む場合は、バンドウォークの上昇がいったん終わる可能性を警戒する流れになります。
4月22日の安値は、綺麗に+1σの水準で止まっております。
過去のマザーズのバンドウォークの上昇相場は上図の通りです。
まだ日経平均が16000円台で推移していた時の、上記の3月21日のYouTube動画の、
「明けない夜はない、10年に一度の好機、大暴落後の相場」では、
下記のことを述べました。
上記の暴落時に意識すること、
底打ち後に意識することは、
それぞれ、この先の相場でも役立つ考え方ですので、
仮に年後半以降に2番底に向かう局面がある場合は、
この3月の暴落時と同様で、私自身も上記を意識して相場に臨む方針です。