5年連続のアノマリー。現在の日経225オプションのポジション公開

日経平均は4年連続で、12月の第1営業日に上昇してから急落するアノマリーがありますが、
今年も当てはまった形ですので、これで5年連続で12月の第1営業日に上昇してから急落しております。
12月第1週～第2週は歴史的にみても変動が大きくなりやすく、
突発的な材料も出やすいため、波乱が起こりやすいタイミングです。

上の画像は私の12月3日8時12分現在の日経225オプションのポジションです。

11月21日の日経平均の急落時（22800円割れ時）に、元本回収のベアスプレッドが完成しております。
12P22000を平均61.83円で6枚買い（11月8日の日経平均の高値局面でプット買い）、
12P21500を65円で6枚売りで（11月21日の日経平均急落局面でプット売り）、
差引で受取が約19円ですので、
元本を全て回収した上で、最大利幅500×6=3000が狙えます。
すなわち、損失ゼロで、最大300万円の利益が狙えるポジションということになります。

このポジションでは日経平均がどれだけ上下動しても損失になることはありませんので、
相場の上下動を気にすることなく、
12月SQまでに波乱が起これば最大利益を狙うことができ、
12月SQまでに波乱が起こらずに日経平均が急上昇しても途中で利益確定することが可能です。

私の日経225オプショントレードは、相場観に基づき、下記のような流れで売買しております。
（１）プット買い→プット買い＋先物買い＋コール売り→利益確定
（２）プット買い→ベアプットスプレッド→利益確定
（３）プット買い→ベアプットスプレッド（差引受取）→利益確定
（４）ベアプットスプレッド→利益確定
（５）ベアプットスプレッド→ベアプットスプレッド＋先物買い→利益確定

今回は、（３）のベアプットスプレッド（差引受取）が完成したところです。
この先はどこで利益確定するかという選択が残りますので、
12月SQまでに利益確定するか、12月SQ決済とするかを決めていくことになります。