大口投資家の仕掛けはJ-NET取引(立会外取引)が多い
相場を大きく動かす
海外勢や、
大口投資家の手口を読むには、
日々、JPX(日本取引所グループ)から
発表される手口を
チェックする必要があります。
例えば、大口投資家が、
「今からプットオプションを1000枚買いたい」
と考えた場合、
立会取引で
1000枚の注文を出す方法と、
J-NET取引で1000枚の注文を
出す方法があります。
立会取引では、
1000枚全ての注文が約定するかどうかは
その時の状況次第となりますが、
J-NET取引は立会外取引ですので、
相手がいれば、
キリの良い数字で、
大口の注文を、
一気に約定させることが可能です。
そして、重要な手口は、
もちろん立会取引でもありますが、
J-NET取引で見られることが多いです。
大口投資家にとっては、
立会外で、一気に大口の注文を
約定させることができるので、
使い勝手が良いのです。
直近の日本株は閑散相場が
続いてきましたが、
オプション市場は、
12月SQ日以降は、
大口の手口、クロス取引等も
入っておりますので、
年明け以降の大きな変動に
要注意だと考えております。