日経平均は重要日柄でギャップダウンの急落。現在の日経225オプションのポジション公開
日経平均は今週が重要日柄です。
今年1年間の重要日柄については、
昨年11月30日の相場分析レポート(ゴールド、シルバー)にて、公開済です。
この重要日柄では、
日経平均が高値をつけるタイミングと一致したり、
日経平均が安値をつけるタイミングと一致したり、
日経平均が動き出すタイミングと一致することになりますので、
先物やオプショントレードの根拠として、大いに利用ができます。
そして、2020年最初の重要日柄が今週(1月27日~31日)となりますが、
日経平均の現状は、1月21日~23日の歴史的転換日から下落が開始し、
今週の重要日柄でギャップダウンした形です。
私の見立てでは、歴史的転換日の1月21日~23日か、
重要日柄の1月27日~31日のいずれかで、
日経平均は急落するとみておりましたので、
1月20日には下記の通り、プットオプションで急落を見込んだポジションをとりました。
今週の重要日柄で、下値の目途に近づく場合は、プットオプションは利益確定を検討し、
先物や株、ETFの買いを検討していく方針です。
上の画像は私の1月27日9時3分現在の日経225オプションのポジションです。
今回も、前回の12月限のオプショントレードと同じ「元本回収のベアプットスプレッド」のポジションとなりました。
1月20日に02P23000を59円で5枚買い(1月20日の日経平均の高値局面でプット買い)、
1月21日に02P22500を60円で5枚売りで(ナイトセッションで約定)、
差引で受取が約5円ですので、
元本を全て回収した上で、最大利幅500×5=2500が狙えます。
すなわち、損失ゼロで、最大250万円の利益が狙えるポジションということになります。
このポジションでは日経平均がどれだけ上下動しても損失になることはありませんので、
相場の上下動を気にすることなく、
2月SQまでに波乱が起これば最大利益を狙うことができ、
2月SQまでに波乱が起こらずに日経平均が急上昇しても途中で利益確定することが可能です。
私の日経225オプショントレードは、相場観に基づき、下記のような流れで売買しております。
(1)プット買い→プット買い+先物買い+コール売り→利益確定
(2)プット買い→ベアプットスプレッド→利益確定
(3)プット買い→ベアプットスプレッド(差引受取)→利益確定
(4)ベアプットスプレッド→利益確定
(5)ベアプットスプレッド→ベアプットスプレッド+先物買い→利益確定
今回は、(3)のベアプットスプレッド(差引受取)が完成したところです。
この先はどこで利益確定するかという選択が残りますので、
2月SQまでに利益確定するか、2月SQ決済とするかを決めていくことになります。
結果的に、前回のオプショントレードと同じ戦略です。