12月 04 2024

10月の上昇時と同様で、9983ファーストリテイリングが日経平均の上昇を牽引。今後の注目点は？

9983ファーストリテイリングが、重要な日柄と株価の合成ピンクラインの攻防の末、ピンクラインがサポートされて大幅上昇し、
日経平均の上昇を牽引している状況です。
CME日経225先物は10月15日に40300円の高値まで上昇する局面がありましたが、この上昇を牽引したのも9983ファストリです。
そして、10月15日にファストリが史上最高値の55310円をつけて日足が大陰線になると、
CME日経225先物は7月高値の42505円に届かずに40300円までの上昇で止まったことで、こちらもやはり日足が大陰線となりました。

今後の注目点は、9983ファストリが55310円の高値を超えるのかどうかです。
上記の通りピンクラインがサポートされて上昇しており、日足の＋1σも上回っておりますので、上値試しの形であり、55310円超えを試す上昇が起こり得る状況です。
ファストリが55310円を超えると、日経平均の上値追いの一因となります。
ファストリが55310円を超えられない場合は、二番天井が意識されますので、急落が起こりやすくなり、日経平均も急落が起こりやすくなります。

最終的には株価が上がりきって下落が起こることになりますが、
ファストリが日足の大陰線や5日線割れの下落が起こるとピークアウトの形になってきますので、日経平均も下押し圧力がかかり始めます。

以上の通り、ファストリが上値追いの形であり、日経平均の上昇の牽引役になっていること、
55310円の攻防次第で日経平均の上値が伸びるのかどうかを左右すること、
ピークアウト後は10月高値時と同様で日足の大陰線や5日線割れの下落が起こることなどが今後のポイントです。

日経平均の日柄と株価の合成4時間足チャートについては、上記の通りです。
今後の年末までの値動きの典型的パターン、年明け以降の値動きの典型的パターンについては、
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2025年相場も、激動の年となりそうです。

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