12月 16 2024

レーザーテック、オリエンタルランドが下落し続けている理由と一転して強気に転じる時

6920レーザーテックも、4661オリエンタルランドも投資家の人気が高い銘柄ですが、
いずれも株価は下落トレンドを形成しており、今年の高値から大きく値下がりしている状況です。

高田資産コンサルのYouTube動画でも解説してきた通り、これらの銘柄は”需給の悪循環”に陥っており、
この需給の悪循環を断ち切ることで、ようやく反転上昇が開始する流れとなります。

例えば、4661オリエンタルランドは、2016年～2017年以来の月足ボリンジャーバンドの＋1σ割れの値動きです。
2024年1月に5765円の高値をつけるまでの上昇時は、投資家の新規資金が流入し続けて時価総額が増加し続ける”需給の好循環”が続いていました。

しかし、需給の好循環が終わると、”需給の悪循環”に転じます。
需給の悪循環とは、株価が下落するから売る人が増える、売る人が増えるから株価がまた下がる、という現象で、資金が流出し続け、時価総額が減少します。
業績が最高益でも需給の悪循環に入ると株価が下落していき、割高感が修正されていきます。

需給の悪循環を断ち切るには、株価が大幅下落して明らかに割安水準になるまで株価が叩き売られるか、二番底を形成することです。
そうすると、投資家の新規資金が流入して時価総額が増加する”需給の好循環”に転じることになります。
レーザーテックも同様の考え方が可能です。

では、需給の好循環に転じるとどのような値動きになるのか、6098リクルートの実例を挙げます。

上記のリクルートは、8180円から3284円まで需給の悪循環が16か月間続き、株価は6割下落しましたが、
その後は需給の好循環に転じ、株価が今月時点で21か月上昇し続け3.6倍超になっております。
需給の悪循環では安値での投資チャンスをひたすら待ち、需給の好循環に転じれば、投資と投機のハイブリッド戦略で攻めるのが高田流です。
レーザーテック、オリエンタルランドも、需給の悪循環を断ち切り、需給の好循環に転じると、リクルートのような値動きが期待できます。
投資家の期待が高い銘柄、人気の銘柄が、需給の好循環に転じた後の値動きは逃してはいけない利益です。

上記のレーザーテック、オリエンタルランドは、
「高田流！日本株の勝ち方」と、
「買い場、売り場の見極めに役立つレポート（日柄と株価の合成2025）」にて、
買い場の見極めを日柄と株価の合成チャートにて解説しております。

投資家に人気が高い銘柄は、大底をつけて上昇し始めると、”需給の好循環”が長く続き、
数年～それ以上の長期間にわたって上昇トレンドが形成する場合があることは、リクルートの実例や、
レーザーテック、オリエンタルランドの過去の値動きで確認した通りです。

また、下記は「高田流！日本株の勝ち方」と、「高田の視点を毎日更新～全ては相場で勝つために～」で動画で解説をしております。
・日経平均の週足サイクルの状況
・週足の値動きのパターン
・日足の値動きのパターン
・月足の変動率の観点での年明け以降の値動き

相場が動いてから、その後付けの理由を考えても、その翌日には真逆の材料が出てくる場合もあり、結果的に相場の値動きに振り回されてしまうだけです。
重要なことは、次にどう動くのかを読み解くことです。
高田資産コンサルの手法の日柄と株価の合成チャートは、次にどう動くのかを読み解くためのヒントを示してくれます。

2024年相場は、令和のブラックマンデーの大波乱の年となりましたが、
2025年相場も、激動の年となりそうです。

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