社長のブログ

百戦錬磨の実践経験と売買テクニックで日々の相場に対峙!

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重要日柄で高値をつけた後は、消耗戦に入る。このような時に注意すべきことや、今後のために備えておくべきこと

先週のYouTube昨日のYouTubeにて述べました通り、
日経平均が高値をつける本命の重要日柄が6月8日~12日であり、
ここで日経平均が高値をつける展開となりました。

重要日柄で相場が高値をつけると、
急落が起こる可能性があるため、その警戒が必要であることと、
相場つきが変化する展開も想定する必要があります。

急落は、既に6月12日、15日で起こりましたが、
この先もまだ急落リスクは消えませんので、
引き続き注意しながら相場を見ていく必要があります。

また、相場つきの変化についても要注意です。

特にこの5月~6月9日までの相場については、
極めて地合いがよく、5段階評価では“5”か“5に近い4”だと考えられ、
どんな銘柄を買っても、買い戦略をとっていれば誰も利益を上げられるような相場でした。

株式市場は、この“地合い”も非常に重要なもので、
地合いが良い時は、多くの投資家が利益を上げることができます。

株式投資の初心者の方(ビギナー)も、大きな利益を上げることができます。

しかし、相場つきが変化し、地合いが悪くなった場合は、
これまでと同じような買い戦略は、ほとんど通用しなくなってしまいます。

代表的な例は、2003年~2005年の新興市場バブルの“最高の地合い”から、
2006年1月のライブドアショック以降の“最悪の地合い”への変化や、
2017年の仮想通貨バブルの“最高の地合い”から、
翌年2018年の仮想通貨バブル崩壊の“最悪の地合い”への変化等が挙げられます。

2003年~2005年には新興市場バブルが起こっておりまして、
この期間で、多数の億トレーダーが生まれました。
2017年も同様で、仮想通貨バブルにより、
多くの億トレーダーが生まれました。

ですが、バブルがはじけた後は、
多くの億トレーダーが消えてしまいました。

消えてしまった億トレーダーと、
生き残ってさらに資産を増やした億トレーダーの大きな違いの一つとして、
“地合い”が重要であることを理解しているか否かが挙げられます。

つまり、最高の地合いでは、株価や価格が毎日のように値上がりし続けるため、
買い戦略をとりさえすれば、ビギナーも大きな利益を上げることができます。
信用取引や証拠金取引でレバレッジをかけると、さらに巨額の利益を上げることも可能です。

しかし、最高の地合いが、普通の地合いになってしまうと、
それまでの相場環境とは全く違い、株価や価格が上下動することが多くなり、
さらには、地合いが悪くなると、
株価や価格が下落することの方が多くなります。

よって、
最高の地合いでは、ブレイクアウトの買いや、押し目買いの成功確率が極めて高いですが、
普通の地合いになると、ブレイクアウトの買いや、押し目買いの成功率が下がり、
最悪の地合いになると、ブレイクアウトの買いや、押し目買いは、ほとんどが失敗となり損失になります。

したがって、
最高の地合いで有効であった戦略が、
普通の地合いでは通用しないことが多くなり、
最悪の地合いでは、全くといっていいほど通用しなくなってしまうのです。

上述の、新興市場バブルや、仮想通貨バブル後も、生き残った億トレーダー達は、
この地合いの重要性をよく理解しているはずです。

ですが、地合いの重要性を理解しないまま相場に臨んでしまうと、
“今までは勝ててたのに、急に勝てなくなった。なぜだ?”と困惑し、
負けが重なっていき、最悪の場合は、退場に追い込まれてしまいます。

明日に続く・・・

私の公開用の証券口座の一つである、SMBC日興証券の口座状況は下記の通りです。

 


下記のように、私の運用方針は、資金を分散して、それぞれで利益を狙う方針で、
株式投資についても、複数の証券口座に資金を分散して、
証券口座ごとに運用方針を分けることで、
リスクヘッジをしながら、上手く利益を狙う方針をとっております。
この株式投資の証券口座の一つが、上記のSMBC日興証券の口座で、2019年12月から運用を開始した口座となっております。


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