相場での経験値を積んでいくことで、負けが減り、勝ちが増えていきます
先週の株安局面、そして25日騰落レシオが80割れ、マザーズが大幅安になった7月2日(木)にもしっかりと個別銘柄を仕込みましたので、
本日の日経平均の400円高では、持ち株の含み益が増加しております。
このような戦略をとっている理由は、日本株は中長期では強気目線で見ているからですが、本日のYouTubeでもこのあたりのことは述べております。
また、オプションについては、上図の通り、6月29日に合成ポジションが完成してから、ポジションに変化はありません。
上の画像は私の7月6日11時33分時点での日経225オプションのポジションです。
今回も、結果的に、損無しで利益が狙えるポジションに発展させることができました。
まずは6月第1週で(日経平均のほぼピーク時)、7月限プット22500買い、7月限界プット22000売りのバーティカル・ベア・プットスプレッドのポジションを構築し、
6月29日の日中ザラ場で日経225先物が22000円を割り込んだ後に、7月限コール22250買い、7月限コール22500売りのバーティカル・ブル・コールスプレッドのポジションを構築しました。
この結果、最大利益は78万円、最大損失は無しで、最低でも3万円の利益を確保できる合成ポジションとなりました。
よって、7月SQ値が22000円以下なら78万円の利益となり、7月SQ値がどれだけ高くても損失にはなることはありませんので、
このポジションは、7月SQで決済するのもアリ、その前に株価がさらに大きく下落すれば途中で利確もアリとなります。
損益図は上図の通りで、私の現在のポジションである、ベアプットスプレッドとブルコールスプレッドの合成ポジションの損益図は、上図の左側の損益図です。
ベアプットスプレッド、ブルコールスプレッド単体の損益図は、ぞれぞれ真中、右側です。
ベアプットスプレッドとブルコールスプレッドのポジションの合成の損益は、
単純に足し算をすれば良いだけですので、デルタもセータも足し算をするだけです。
このような戦略は、相場での実践経験を積んでいくことで、身についていきますので、
経験値を積んでいけば、どのようにすれば、損失を抑えながら利益を狙うことができるのかが
自然にわかるようになってきます。
繰り返しにはなりますが、株式投資や、先物取引、オプション取引、FX等の売買手法は様々なものがございますが、
この全てに共通することは、いずれも「相場」だということです。
そして、「相場」を簡潔に説明すると、下記の通りです。
「流入してきた資金を奪い合う世界であり、勝った人が儲かり、負けた人は損をする」
また、相場の世界には、どんな参加者がいるかというと、
四六時中相場を見ているプロや、
巨額の資金を運用する機関投資家などがいます。
つまり、株式投資や、先物取引、オプション取引、FX等の相場の世界では、
ビギナーもベテランも、プロも、機関投資家も全て同じ土俵で戦い、
その市場に流入してきた資金を奪い合っているということです。
そんな百戦錬磨の投資家たちが多数参加しているのが相場の世界なのです。
よって、相場の世界では、簡単に勝ち続けることができる世界では全くなく、
気を抜くと負ける側になってしまい資金を彼らに奪われてしまいます。
したがって、
「簡単に勝てる」「短時間で勝てる」「労力無く勝てる」ような手法はあり得ません。
相手は百戦錬磨のプロや巨額の資金を運用する機関投資家なのですから、
そのような陳腐な手法が通用するわけがないのです。
私自身、毎日早朝から夜まで時間をかけてしっかりと分析をして、
その結果をもとに短期売買、中長期投資をしており、
毎日かなりの労力を費やしており、
その結果、相応の成果が出ている状態です。
相場の世界では、努力なくして勝ちはあり得ません。
↓本日も下記にて、高田資産コンサル流「日経225先物・オプションの需給分析の実践方法」を更新しております。