年明けの大きな変動をシミュレーションしておく。現在の日経225オプションのポジション公開
日経平均は11月上旬から高値圏でのもみ合いが続いております。
このような展開は2017年と似ており、
2017年は11月9日に高値をつけてから大納会までもみ合いとなり、
2018年は大発会の1月4日に大幅高となりました。
その後は1月23日に高値をつけてから3月に向けて暴落の展開となりました。
相場がもみ合っている間は、相場のエネルギーが蓄積されている状態ですが、
ある程度長い期間もみ合った後に起こる相場は下記の4つのパターンしかありません。
(1)もみ合い→大上昇
(2)もみ合い→上昇してから暴落
(3)もみ合い→下落してから大上昇
(4)もみ合い→暴落
2017年11月~2018年3月の相場は、(2)のパターンとなりました。
今年の相場は上記(1)(2)(3)(4)のどのパターンになるのかを予測していくことになりますが、
いずれにしても1月から相場は大きく動くことになるでしょう。
株式、ETF等は買い目線一択ですので、(2)(3)(4)なら安値で買いを狙うことができ、
(2)(4)なら割安な水準で株やETFを仕込めるチャンスがきます。
(1)なら相場の上昇の流れに乗って買っていくことになります。
日経225先物、日経225オプションは、上昇、下落の両方を狙っていきたいと考えております。
上の画像は私の12月11日10時2分現在の日経225オプションのポジションです。
11月21日の日経平均の急落時(22800円割れ時)に、元本回収のベアスプレッドが完成しております。
12P22000を平均61.83円で6枚買い(11月8日の日経平均の高値局面でプット買い)、
12P21500を65円で6枚売りで(11月21日の日経平均急落局面でプット売り)、
差引で受取が約19円ですので、
損失にはならないポジションになっております。
このポジションはこのままSQ決済でクローズとなります。
私の日経225オプショントレードは、相場観に基づき、下記のような流れで売買しております。(プットの場合)
(1)プット買い→プット買い+先物買い+コール売り→利益確定
(2)プット買い→ベアプットスプレッド→利益確定
(3)プット買い→ベアプットスプレッド(差引受取)→利益確定
(4)ベアプットスプレッド→利益確定
(5)ベアプットスプレッド→ベアプットスプレッド+先物買い→利益確定
今回は、(3)のベアプットスプレッド(差引受取)が完成したところで、このままSQ決済でクローズします。
次回も、相場の転換点をとらえて元本回収のオプショントレードを狙っていきます。